2008年11月30日

PTSDの依存疾患について

 『カプラン臨床精神医学テキスト(DSM-IV-TR)』の「16.5 外傷後ストレス障害と急性ストレス障害 - 依存疾患 p.678」について考察を重ねる。


### 16.5 外傷後ストレス障害と急性ストレス障害
   依存疾患
     『カプラン臨床精神医学テキスト』- p.678 ###

 PTSDの患者においては、他の疾患の併存率は高く、およそ2/3に少なくとも2つの疾病が見られる、よく見られるのは「うつ病性障害」「物質関連障害」「他の不安障害」「双極性障害」などである。

 併存疾患はPTSDにかかりやすくする。


 因みに、自分の場合は、「うつ病性障害」「物質関連障害」「他の不安障害」「双極性障害」などは、発生する事があるが、毎回短時間で回避され淘汰されてしまう事が多いため、障害の域には入らないらしい。

 まず始めに、ここでは被虐待児だった場合と仮定して考察する事にする。『トラウマティック・ストレス―PTSDおよびトラウマ反応の臨床と研究のすべて』では、ストレス障害に至った時期別に、成長時期別に深みある講義が進められているが、ここでは、どいった流れに至りやすいのかを見ていきたい。

 多くの重篤な被虐待児の治療にかかわる中、精神医学的知見に達したというこの分野の世界的な研究者で臨床医である杉山登志郎先生の説では、『被虐待児になるとどうなるのか?』で取り上げられた状態が見られるという。

 無論、これらの過程は被虐待児の子が成長していく中で、発生しうる障害であって、必ずそれに至るというものでもない。その時の保護者の接し方次第で、悪化することも、回避させる事も可能となっている。

 したがって、もし保護者の適切な対応で子が努力して回避させる事によって淘汰された場合、実質上の本当の意味での完成されたサバイバーとなるが、そうでない場合は障害が残ったままのサバイバーとなるので、引き起こされるだろうハードルがいくつもあるだけ、どうしても個人差が出てくる。

 因みに、自身の場合は、父親に虐待を受けても、母親から十二分な愛情を受け、その時々に応じてバグフィックスを当てる対応が行われてきたので、起こりうる障害は、殆ど回避され、淘汰するに至っている。

 だから、『被虐待児になるとどうなるのか?』で取り上げられた状態は、「異性が全く受け付けられない」といった〔異性に対する愛着障害〕と終着点である〔C-PTSD〕以外は私には見られない。

 
 では、上記に挙げた併存疾患についてどうなのかを見ていく。

(調べるので、ここでいったん休憩する。)

posted by 0≠素子 at 13:04| Comment(0) | PTSDについての考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月07日

地震災害によるPTSDの場合

 M6.0以上の地震災害を受けたときに生じさせたPTSDの場合、地震発生時の揺れに対し、【生存危機】を感じたときに、その時の受けたショックのままを記憶させるが、これを体験した場合、しばらくは、地震の揺れに対してフラッシュバック現象を引き起こす。

 地震災害時に受けたPTSDの場合、心理に一切関係なく、生理的にな現象で、地震の揺れに対して、PTSDを形成した当時の【生存危機】を受けたショックの記憶が、条件反射のように、フラッシュバック現象が発生するようになる。

 大地震である場合、本震だけに止まらず、しばらく余震が続くものであるので、余震が多く引き起こされる場合には、PTSDのフラッシュバックを引き起こす回数もそれだけ多くなるだけ、PTSDを重度に進行させるため、「何度フラッシュバックさせたか?」によって〔PTSDの度合い〕が左右されるものとなる、と考察している。


 PTSDは心因性が由来する現象ではなく、環境で受けた〔生理〕上で受けた〔"神経系のショック"に関するものをそのまま記憶されるもの〕であるので、何度もフラッシュバックでPTSDを発生させた場合には、そのPTSD因子にはその都度加算された記憶でフラッシュバック現象が生じるようになるが、このフラッシュバック現象には、その都度、一致するフラッシュバック要素分だけのフラッシュバック現象が生じるようになる。

 これを厳密に言えば、〔地震災害によるPTSD〕という1つのPTSDに対し、そのPTSD因子にはその都度経験値の情報が蓄積されていく。このため、経験値で築かれていくPTSDの情報は経験値によって加算されていく形になる。

 フラッシュバック現象には、その都度、一致するフラッシュバック要素分だけのフラッシュバック現象が生じるようになるが、このフラッシュバック現象が発生するメカニズムは、その時の〔1つのPTSD〕に内在している各要素の数値の値に左右され、その時の〔1つのPTSD〕に内在している各要素の数値で〔一致する〕と認められる要素分だけのフラッシュバック現象が生じるようになる。


 PTSDが形成された場合、PTSD形成以降に、これを五感の情報伝達によって〔ショックと一致する条件値〕と〔脳〕が感知すれば、PTSDを形成したその時の受けた【生存危機】のショックと同等のフラッシュバック現象を引き起こすようになるが、フラッシュバックを経験以降は、吐き気などの障害を生み出すようになり、体調不良に至るようになる。

 自身の経験値である場合、2004年の福岡西方沖地震が発生時以降それが生じ、それ以降、揺れに対して、フラッシュバック現象を引き起こすようになるが、2008年度に入った時点で、地震の揺れに対してのPTSDの障害が発生しなくなったのを確認している。

 このことを考えれば、PTSDの場合、PTSDが発生以降、その環境下でフラッシュバックを引き起こさない期間が長期間持続できれば、生理上のシステムでは自己防衛本能を発生させる必要とされる条件値ではないため、PTSDの障害が発生しなくなる、と考えるのが妥当だと考えられる。

 何故なら、もし、生存中に、M6.0以上の地震を体験することがあれば、地震で受けたPTSD因子にフラッシュバックする可能性が高いことが考えられるからだ。


 しかし、だからといって、フラッシュバック現象が引き起こされることを気にしていては、PTSD因子に内在されている各要素の数値を高めてしまうので、実際に同類のPTSD因子を形成したりフラッシュバック現象を起こした時には、1つのPTSD因子の質量を重度にさせてしまうことになるので要注意となる。

 実質上では、人体の構造上では、PTSDの障害は、脳だけではなく、交感神経や副交感神経といった自律神経系にも影響を及ぼし、〔生理のシステムからのストレス〕と〔生理現象から影響される心理のからのストレス〕の循環から、最終的には自律神経系を不安定にさせ、ストレスの影響から免疫システムにも影響を及ぼす。また、ストレスの場合は、個人の内在している疾病因子を発生させる可能性が高くなる。

 即ち、そういった流れを繰り返すだけ、PTSDを悪化させるだけでなく、身体においても体調不調に至らしめ、心理においても心因性の疾患を発生させることになる。

 このことから、如何にPTSDを発生させてしまった場合、これを内在している人間にとって、自身の内在している〔PTSDに関連するものについて〕の〔知識〕や〔それに対応するための対応方法〕を〔ノウハウとして獲得すること〕がどれだけ重要であるかは、言うまでもない。

 但し、医療のガイドライン面上においては、PTSDを発生させさせている個人については、個人の性質の差があるため、これを個人に獲得させるには、個々に合うように対応しなければなざるを得ないという現実があるかと想定している。実質上では(現実的には)、形式上の定義だけでは、適切な対応は非常に難しいかと思われる。実際では、ストレスがかからない状態で、ノウハウを獲得できるようにしなければならないと考えられるからだ。


 自身の場合、医療機関に頼ることはなかったが、専門的な知識やノウハウを持ちえている状態で、置かれた環境下の条件下では、地震に対するPTSD因子に繋がらなくなるまで4年を有した。

posted by 0≠素子 at 23:06| Comment(0) | PTSDについての考察 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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