2009年03月01日

DSM-IV-TRのテキストから - 性虐待に対するデータより。

 DSM-IV-TRのテキストから - 性虐待に対するデータより。


▼被害者について

 被害者は、しばしば生命に関わる状況にある。強姦されている間、
被害者はパニックに近い衝撃と恐怖を経験する。そして、命が助かる事を一番に願う。

 殆どの場合、強姦犯は自分より少し小さい被害者を選ぶ。彼らは被害者の上に排尿や排便をすることもある。また、顔や髪の毛への射精や肛門性交を行ったり、膣や直腸に異物を挿入したりする。

 強姦の後、女性は恥、屈辱、混乱、恐怖、激しい怒りなどを感じる。
反応の種類や期間は様々であるが、その影響は1年またはそれ以上続くと報告されている。

 また、外傷後ストレス障害の症状を訴える女性が多い。



 次に加害者に当たる行為を書きに示す。

* (:二次元・官能小説・同人系の作品には現実に行えば性虐待に相当するものが殆どである。)

1.【性的強制】

 性的強制(sexual coerction)は、DSM-IV-TRでは、ある人が他の人を力で支配し、性行為を強要する事に対して用いられる用語である。

・ストーキング
 ストーキング(staliking)は相手に害を及ぼすという脅しと結びついた嫌がらせあるいは脅迫行為。ストーカーの殆どは殆どが男性であるが、女性も被害者を暴力的に襲うのと同様の行為をする。

・性的嫌がらせ(セクシャルハラスメント)
 性的嫌がらせは、性的な誘い、性交の同意の要求、性的意味を持つ言葉や身体的行為など、全て被害者に嫌がられることをさす。


▼性的嫌がらせについて

 性的嫌がらせについては、DSM-IV-TRのテキストでは、95%以上の件数で、加害者は男性、被害者は女性だとされる。もし男性が嫌がらせを受けるとしたら、ほとんど別の男性による者である。男性に対し性的な嫌がらせをする女性は、極めて稀である、と挙げられている。(このテキストは米国のデータがベース)

 しかし、日本国内の場合、歴史の過程上封建主義から男性優位の社会からの流れであるので、実際には、別に女性社会の世界が存在する。女性社会は、一般的に男性社会には見せることはない。(日本国内のデータベースが必要)

 事件に至ったデータを見ると、最近は男女ともそう変わらないらしい。各国、地域では多種多様であるため、それぞれの基準も違うのは
仕方がないことなのかもしれない。臨床精神医学系の診断基準は2012年改定らしい。

 嫌がらせの被害者は、さまざまに反応する。自分を責めて落ち込む人もいれば、悩んだり起こったりする人もいる。一般的に嫌がらせは殆どの場合職場で発生するので、多くの組織が問題に対処する手続きを生み出している。しかし、殆どの場合被害者は、報復、屈辱を与えられること、嘘をついていると告発される事(データでは極めて稀とされるが実際はケース・バイ・ケースだろうからわからない)、最終的には仕事を解雇される事などを恐れ、名乗り出て苦情を申し立てる事をしたがらない。

 性的嫌がらせを構成する行動の種類は、広範囲に及び、悪態、性交の同意の要求、性的冗談、見つめる、色目を使う、マッサージするなどがある。(これらは、DSM-IV-TRのテキストより、日常での一般的な話より)

2.【強姦(レイプ)】

 強姦の従来の定義は、女性の意思に反し同意を得ずに性交をすることであり、女性の意思が、「暴力」や「暴力の脅迫」による〔恐怖〕や、薬物やアルコールに〔圧倒〕されていたり、

「文字でもフラッシュバックする」(自分が書こうとしている内容だけでも起こる)ようで、発作(ptsd?)が出ていることから、ここでいったん休憩。

 強姦の問題は、攻撃性の問題として論じられるのがふさわしい。
強姦は暴力と性的手段を通して、相手に屈辱を与える行為である。強姦は怒り、または、力の表現力である。つまり、性的行動が性に無関係な要求のために使われているため、性行動が主な論点ではない。

 法律的には異常性行動とみなされる。(犯罪が多発する地域:米国基準より)

・女性に対する強姦
最近の研究では、男性の強姦犯はいくつかに分類される。
(a)被害者の苦痛により興奮する加虐性愛者
(b)衝動を満足させる対象として被害者を利用する略奪者
(c)女性は誰も自分と性的関係を持ってくれないと考えて
  性に対する空想に心を奪われている未熟な男性
 (この系には女性の場合もある。官能小説などでも見られた。)
(d)強姦を怒りと激情の形を変えた表現であると捕らえている男性など

 *(これらは日常で行えば性犯罪にあたるもの)
 *(故に、唯は完全に壊れて動かない。
   登場以来、自然科学系の板での質問が切っ掛けで、11年間続いたのだから)

 怒りはもともと妻や母親に向けられたものであろうとする見方もあるが、フェミニストの理論では、強姦犯は、他の男性に対して直接表せない怒りを女性を対象として置き換えているとする。

 即ち、強姦犯は、女性を男性の所有物(無機物な物体をあつかうように)、または無防備な所有物で、他の男への復讐の道具だと考えているとする。

 強姦は他の犯罪と共に行われる事が多い。強姦犯は、常に被害者をこぶし、ナイフ、銃などで脅し、性に無関係な方法でも同様に危害を加える。被害者は、殴られたり、負傷したり、殺されたりする。

・デート強姦
デート強姦や知人による強姦(aquaintance rape)という用語は、強姦犯が被害者にとって既知の人物である場合に用いられる。


▼男性に対する強姦

 米国のいくつかの州においては、強姦の定義が女性からという単語に置き換えられてきているという。 (おそらく、反社会性やBPDや自己愛性などのパーソナリティの問題。生まれた環境や遺伝性などによるものであって、普通は起こらない。)

 殆どの州では、男性による男性に対する強姦は法律上、男色(sodomy)と定義されている。同性愛者の強姦は、女性同士に比べ男性同士のほうが遙かに多い。

データがあるのだけれど、ptsdのフラッシュバックが苦しい・・。

 力関係は異性間と同様。強姦犯はその犯罪により攻撃性を吐き出すことができ、さらに誇大感を抱く事ができる。被害者は通常犯人より小さく、常に無抵抗(力がない)。そして物として扱われる。

*(二次元ものはもとより、同人系や官能小説など、個人レベルでのものでは、現実には弱者の立場であっても、その空想の世界では強者と成り得る。ここがポイント。したがって空想の世界では、空想の世界の域において加害者である事には間違いない。現実に行えば性犯罪となる。)



3.【補足】

 DSM-IV-TRのテキストにはICD-10のデータまで取り上げられています。

 「特定不能の性障害」や「性的逸脱」の系に分類されるあたりの系においては、このファイルに関連する系では「性嗜癖依存と脅迫」という分類で説明されます。

 DSM-IV-TRでは、「性嗜癖」という言葉は使われておらず、世界的にも認知されていない。データを見てみると、DSM-IV-TRのデータほど(これには学術上の切り口から入っているが、ICD-10はこの障害を持つ患者の治療においての補足分として挙げられている程度)のものとなっている。

 尚、この系には「電話猥褻、コンピュータ猥褻」も取り上げられている。これにサイバーセックスの危険性も取り上げられる。

 被害者においては、ASD、PTSD、性嫌悪症、性機能不全などの障害が発生する可能性があります。


posted by 0≠素子 at 06:21| 性に関する障害について(一般対象) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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